高齢不妊治療について

今日は、高齢不妊治療についてお話したいと思います。

一般的に年齢が高くなると妊娠率が低くなるので妊娠希望の高齢者の方で不妊治療をされている方は多いと思います。

では、不妊治療における『高齢』とは、何歳からなのでしょうか?

産婦人科学会によれば35歳以上の初めての妊婦さんを高齢出産と言っています。

記憶に新しいのは、雅子様の出産ですよね。

愛子様を産んだのは37歳の時です。

女性も男性と変わらず仕事に打ち込めるようになってきました。

また、晩婚化もあり年々出産の高齢化が進んでいます。

高齢出産は色んな意味でリスク・不妊の問題としても大きいとされています。

ですが、今では、医療技術も発達しているので出産を考える年齢の幅も広がり選択肢も増えています。

ただし、選択肢が増えたからと言って出産に対するリスクや不妊に対しての問題はなくなりません。

高齢出産にもメリットはあります。

すべてが否定的には考えられません。

だからこそしっかりと事実と向き合い、自分らしい納得した妊娠を迎えてほしいと思います。

色んな意味で妊娠と年齢に関して考えてみたいと思います。

◆高齢出産のリスクとは?

出産には年齢に関わらず常に何らかのリスクと隣合わせです。

年齢によってそのリスクの発生率が上がってくるという現実はあります。

ここでは一般的にいわれているデータをもとに理解していきたいと思います。

【リスクの発生率の割合】

ダウン症
※ダウン症とは染色体の異常によるものです。

25歳〜 1040人に1人
30歳〜 700人に1人
35歳〜 295人に1人
40歳〜 86人に1人

流産率

25歳〜 12.2%
30歳〜 13.3%
35歳〜 20.5%
40歳〜 22.6%

妊娠中毒症

20歳〜 11%
35歳〜 14〜18%
45歳〜 29%

このデータを見れば加齢に伴ってリスク率が高くなっているのが分かります。

先程も説明しましたが、高齢出産だから必ず起こりえるという事ではありませんが、このような結果があるのは事実です。

この他に・・・

・帝王切開になりやすい
・分娩時の合併症など起こりやすい

などと言ったこともあります。

また、生理があるうちは妊娠の可能性があるといわれていますが、卵子の数には限りがあります。

そして、年齢とともに卵子自身も老化し受精しにくくなったり、着床しにくくなったりします。

つまり、妊娠しにくくなってきます。

◆高齢出産のメリット

高齢出産については、デメリットが取り上げられがちですが、メリットももちろんあります。

イギリスでは、高齢出産が古くからあり、決して珍しいことではなく、当たり前のことになっているそうです。

ちなみに、イギリスのブレア首相の夫人は、45歳で第4子を出産されています。

その時に行われた世論調査の結果、『夫人が高齢出産だと思わない』と答えた人は7割を超えたそうです。

日本でも、黒木瞳さんは38歳の時に出産。

秋野暢子さんは36歳の時に出産。

など、有名人の高齢出産が話題になることも多くなりましたよね。

では、具体的にどんなメリットがあるのでしょうか?

・精神が安定している!

母親の年齢が高いと精神的に安定していて、余裕を持って育児できるといったメリットがあります。

これは多くの人があげる意見だそうです。

若い時期は、もっと遊びたいという意識もあるし、何事にも一生懸命になりすぎて、周りの子の成長と比較してしまったり、自分の育児に自信が持てないということもあるそうです。

これが、ある程度の年齢を経てから出産することによって、ゆったりと子育てできると答える母親が多いそうです。

・経済的に余裕があるので子育てが楽になる!

会社勤めをしている女性の場合だと、ある程度の貯蓄を持っています。

夫の方も同じくらいの年齢だとすると、会社員なら何らかのポストや役職についていることもあります。

仕事を辞めないで続ける場合、ダブルインカムの水準が高く、休日に旅行やレジャーなどを楽しめるなどゆとりのある日常生活ができますよね。

この他には、『親自身も、子どもも早めに子離れする意識が芽生える』、『出産後、小さい子を連れて歩くと若く見られる』、『若いママ達と友だちになれて、気分が若返った』という意見もあるそうです。

医療技術の発達を過信して、あえて出産を先延ばしにすることはおすすめしませんが、高齢出産自体にはメンタル面や経済面などで、メリットが色々あるのは事実です。

高齢出産を迎える場合、リスクを考えればきりがないですが、マイナスイメージに捉えすぎる必要もないと思います。

出産という行為自体、人生の一大イベントです。

そこには、自分が生活している日常と切り離せない問題が出てくるもの事実ですよね。

高齢出産はその一例かも知れませんが、パートナーの支え、そして周囲の支え・・・

それがあれば、高齢出産も乗り越えていけると感じるのは、私だけではないと思います。

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